2015年3月9日月曜日

3月9日(月)

明日は受験の本番だ。

今は緊張しているかもしれないし、無心かもしれない。

それでも明日には試験が始まる。






これまでどれだけ勉強してきただろうか・・・

楽しいことをたくさん我慢して、自分の弱い所と向き合って。

それでも今日までずっと頑張続けてきたんだから。

大丈夫。

全ての試験が終わるまで、目の前の教科のことだけ考える。

休み時間も次の教科の勉強。

名前や受験番号忘れやつまらないケアレスミスをしない。


そうやって最後まで絶対に気を抜かず、一点でも多く実力通りの点をとってくる。

それ以上のことは絶対できない。


それがベストだ。


明日自分のできるベスト。










大事なことを言いたい・・・


自分と受験。


そして自分と高校についてだ。










今日まで何のために辛い勉強を頑張ってきたのか。


 行きたい高校に入るため。
 なりたい職業になるため。
 学歴のため。


もちろんその通りだ。
今の答えはそれで正しい。






でも本当はね。

本当はそうじゃないんだよ。






受験は手段だ。

高校に入るための手段か?


違う。


君が成長するための一つの手段であり君が成長のために選んだステージだ。


高校も大学もそう。

高校は君が社会に出るために選んだ成長するステージの一つ。

君がなりたい職業になるために、君のために用意されているステージ。


社会だってそうだ。

君が仕事をして、
いろんな人と出会って今じゃ考えもつかないような喜びを見つけるステージ。

君が幸せになるために、用意されているステージ。








僕の考えはこうだ。










君の人生の中で、君自身の価値を超えるものはない。










君の人生の主役は君。


君の世界の中で一番価値が高いのは君自信だ。


そうだよ。


絶対にそう。


受験だって高校だって 大学だって、社会だってそうだ。


自分の周りに用意されていて、自分の選んだこと全てがそう。


全てが君が成長して、
そして自分の幸せを創っていくためのステージにすぎない。


そして、君の価値が一番。








受験で頑張ることを選んだ君が今日まで一生懸命頑張って成長した。


それが重要だ。


これからもそう


高校に入っていろんな経験をした君が成長する。

社会に出た君がいろんな人と出会い成長する。


君が成長すればするほど、

君の価値も、

そして君を包む幸せも大きくなっていく・・・

自分がどのステージにいようと、ちゃんと頑張れば。

ちゃんと一生懸命でいれば君の幸せが減ることも、
君の価値が下がることも絶対にない。



明日だってそうだ。


この日のために毎日一生懸命頑張ってきた。

ちゃんと心を成長させながら必死で勉強してきた。

なら大丈夫だ。


それが大事なんだから。


それこそが一番重要なんだから・・・








僕も受験を経験した。


落ちたときはすごく悲しかった。

世界中全てに認められていない感じだった。

世界を全て敵に回したときに感じるのと同じだと思う(勝手ながら笑)



だからこそ、
誰かに僕の存在を認められたときはすごくすごくうれしかった。


あの時のうれしさは絶対に忘れない。


認められた瞬間の喜びは僕の一生の宝物だ。


でもね。


全然一番じゃない。


もしあの記憶が奪われたら、僕の人生はつまらなくなるか?


ならないよ。


なるわけがない。


僕が受験で手に入れた宝物は「がんばることができた自信」だからだ。


高校に行ってからも大学に行ってからも社会に出てからも、
自分の想像通りのことなんて何一つ起きなかった。


全部が予想外で、全部が予想以上だった。

その経験の上に今があって、今も僕はちゃんと頑張れている。


そして今ある幸せに、僕は満足している。








だから明日は思いっきりがんばってきてほしい。

がんばってベストを残してきてほしい。

どんな問題が出ても、
どんなに完璧でも、
どんなに疲れていても、

必ず雑には行ってはいけない。


そして全てが終わって、受験や高校よりも大事なことに気づいてほしい。


そう思う。








明日は試験本番だ。

ミスに気をつけて最後まで気を抜かずベストを尽くせばそれでいい。

そして試験が終わる。

そしてすぐまた勉強を始める。

受験が終わるその瞬間まできちんと頑張り続ける。


春に最高の名場面を迎えて大学生になる・・・


明日は君が次のステージに向にすすむ大事なスタートの日だ。


だからちゃんと胸を張れよ。


しっかり全力をだしてこい!


顔晴れ!









キミがベストを尽くせることを祈っています。

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